人気総合格闘家の朝倉未来（30＝トライフォース赤坂）が25日、「超（スーパー）RIZIN」（さいたまスーパーアリーナ）でプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー（45＝米国）とボクシングに準ずるエキシビションマッチ3分3回（体重無制限）で対戦する。

22日のメイウェザーの公開練習で自身のボクシング・フィットネスジムを提供した、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志氏は、朝倉に「メイウェザーをむきにさせろ」とアドバイスを送った。

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－試合の展開

メイウェザーは「ショー」だと自分で言っているので、たぶん3ラウンドの戦いになる。朝倉選手は体も大きいので、メイウェザーは無理に倒そうとせず、うまく3ラウンド戦って、テクニックを見せようとするんじゃないかな。KOとかはなく。

もし、朝倉選手が最初から突進してきて、なりふり構わずガンガンやるようだったら、むきになって強い攻撃が出るかもしれない。逆にそうさせないとチャンスはない。普通に距離を取ってジャブをついてやっていたら、たぶんそのまま終わってしまう。

－朝倉が勝つには

普通に考えたら厳しいですよ。当たらないですよ。今まで世界の名だたるボクサーがやってきてダメだったんですから。

当てに行くにはパンチをもらう覚悟で、被弾することを恐れないで、ガンガン行くしかない。ボクシングの距離だと読まれてしまうので、自分から1ラウンドからガンガンいくべきです。朝倉選手のセンスに期待します。

－内山氏がメイウェザーとやるなら

僕は普通に判定で終わらせる。本気を出してもらわないようにやります（笑い）。