WWEヘビー、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズが自身のユニット「ザ・ブラッドライン」の手下扱いだったサミ・ゼインを「名誉兄弟」にサプライズ認定した。大会オープニングで同ユニットのメンバー、ジェイ、ジミーのウーソ兄弟、ソロ・シコア、サミ・ゼイン、顧問のポール・ヘイマンとリングに入ったレインズは新加入したいとこのシコアに忠誠を誓わせ、抱擁を交わした。

観客へのあいさつも終わってリングから降りようとしたレインズは、ゼインから「俺は血のつながりはないが、レインズを認めていると伝えたい」と一方的に忠誠を誓われると不機嫌な表情となった。「何を言っているんだ? (ユニットの)Tシャツを脱げ」と命令。ユニット内で「犬猿の仲」とされるジェイがゼインのTシャツをはぎ取った。レインズは「お前はブラッドラインのTシャツを着ることは2度とない」と言い放った。

会場内に緊張感が走り、ゼインの追放かと思われたが、一転して「新しいTシャツを持ってきてやったぞ」とサプライズで“Honoraty Uce”(名誉兄弟)”と刻まれたTシャツを手渡した。大喜びしながら「名誉兄弟」Tシャツを着て、再び忠誠を誓うゼインと熱いハグを交わしたが、ジェイはまったく納得していない不満そうな表情を浮かべていた。