現RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(27=K-Clann)が、「最強の挑戦者」クレベル・コイケ(ブラジル、32=ボンサイ柔術)との一戦に向け闘志を燃やした。

5日、都内で行われた記者会見に登壇し、23日の39大会(マリンメッセ福岡)で開催される同級選手権試合の調印式を行った。今年4月以来となる2度目の防衛戦。「ちょうどチャンピオンになって1年。このタイミングで戦えることがうれしく思うし、楽しみです。当日はおもしろい試合になると思うので、楽しみにしておいてください」と、意気込みを語った。

牛久はRIZIN初参戦となった昨年10月の横浜大会で斎藤裕を退けて同級王座を獲得。今年4月に斎藤と再戦し、返り討ちを果たした。約半年ぶりとなる一戦は、6連勝中で、その全てを一本で飾っている“鬼神”クレベルを迎え撃つ。

「警戒は相手の寝技スキル。決定力」と警戒を示しながらも、勝っている点に「スタミナ」と断言するなど、自信ものぞかせた。榊原CEOからは「(クレベルは)最強のチャレンジャーで、押しも押されもせぬタイトルマッチになる。全てにおいて最上級のものが見せられると思う。フェザー級を象徴する存在感を見せてもらえたら」と、期待を寄せられていた。