プロボクシング日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者平岡アンディ(26=大橋)が世界再進出を見据え、WBOアジア・パシフィック同級王座4度目の防衛戦に臨む。

バンタム級4団体王座統一戦となる井上尚弥-ポール・バトラー戦前のセミファイナルとして13日に東京・有明アリーナでジュン・ミンホ(29=韓国)と拳を交える。10日に横浜市内のホテルでトレーナーの父ジャスティス・コジョ氏とともに会見に出席。「この4団体王座統一戦のセミファイナルとして良い試合できるように頑張ります。出られることを誇りに思っている。ますます負けられないと思って練習してきました」と意気込みを示した。

10日の来日で会見を欠席した挑戦者について「このベルトを懸けて本気でぶつかってくると思う」と迎撃する姿勢。さらに「僕はここで負けられないし、来年は世界で戦いたいので」とテーマを掲げた。19年秋に米プロモート大手トップランク社と契約を結び、同年12月、20年11月と2試合連続で米ラスベガスでノンタイトル戦に臨み、いずれもKO勝利を挙げた。現在、IBF世界同級9位にランクされ、世界挑戦を見据えている平岡にとってはアジア最強を示す大事な1戦となる。