ボクシングの六島ジムは18日、大阪市の住吉区民センターで興行を行い、オーディション実施で選抜した「ムトウガール」がラウンドガールでデビューした。

同ジムの枝川孝オーナーが「コロナ禍で興行もままならず、ラウンドガールも禁止の時期が続いた。最近、ボクサー以上にラウンドガールで盛り上がっているから冗談半分でSNSに投稿したら反応してくれた。何が受けるか分からない時代。ボクサーは基本的にシャイなんで、みなさんの華やかさで盛り上げてほしい」と実施。狙い通り、興行を華やかに彩った。

記者らによる投票で初代「ムトウガール」に選ばれたRENAは「キックボクシングの試合でラウンドガールを務めた経験はありますが、それとは違った緊張感がありました。選手の減量の苦労話など聞くと涙が出そうです。盛り上げられるよう、自分も精いっぱい仕上げてきました」と笑顔で話した。