元K-1スーパーウエルター級王者木村“フィリップ”ミノル(29=ブラジル/Battle Box)が3月5日のKNOCK OUT代々木大会(東京・代々木第2体育館)でKNOCK OUT-RED同級王者クンタップ・チャロンチャイ(42=タイ)と対戦すると20日、発表された。

ムエタイに近いひじありのKNOCK OUT-RED72キロ級契約体重3分3回(延長1回)で激突する。同日に都内で両者そろって会見に出席した。

木村は「クンタップ選手は昔から強くて知っている。ムエタイのベルトを取ってきた選手。僕もムエタイルールで自分の強さをアピールしてエキサイティングな試合がしたい」と決意を示した。

KNOCK OUT初参戦が同団体の現役王者との対戦となったが、木村は余裕の態度だった。「昔から見ていて、力強いムエタイをする選手だなと思っていた。前回タイトル取った試合も近くで見ていたが、むちゃくちゃうまい選手だなという印象。ただ自分はすごく自信があるし、相手にはならないなと思っている。そこはきっちり倒したい」と静かに燃えていた。