プロボクシング前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が返上した4本の世界ベルトのうち、WBC世界同級王座決定戦は同級2位ノニト・ドネア(40=フィリピン)-同級1位ジェーソン・モロニー(32=オーストラリア)で争うことが決まった。

米専門サイト「ボクシング・シーン」が報じたもので、交渉期限は2月17日に設定された。交渉が成立しなかった場合、入札となる。両者の王座決定戦は昨年11月にWBC年次総会で井上が王座返上した場合のカードとして確認されていた。

ドネアは19年11月、22年6月とさいたまスーパーアリーナで井上と対戦して2連敗。モロニーは20年10月、米ラスベガスで井上に挑戦したが、7回KO負けを喫していた。