K-1フェザー級王者・軍司泰斗(24=K-1ジム総本部チームペガサス)が3月12日の年間最大の祭典ケイズフェスタ6大会(東京・代々木競技場第1体育館)でヴュー・ペッコウーソン(23=タイ)との防衛戦に臨むと2日、発表された。

1日のK-1アウォーズで22年の年間最優秀選手(MVP)となった軍司にとって昨年12月以来、約3カ月ぶりのリングとなる。

現代ムエタイ界軽量級の最高峰にいるとされるヴューの挑戦を受ける。ムエタイのベルトを保持しており、K-1王者VSムエタイ王者の対決構図だ。2日に都内のホテルで会見に臨んだ軍司は「強い外国人選手とやりたいと言ってきた。強い選手と防衛戦でやれてうれしい。勝って次のステージにいきたい」と強い決意を示した。

既にヴューの試合映像もチェックしている。ムエタイ独特の蹴り技に加え、アマチュアボクシングの経験もあるため、打撃能力も高いという。「今回は『ザ・ムエタイ』という選手だけど、圧勝したい。3回までちゃんとパンチを強く打てるように蹴り慣れている最中です」と自信をのぞかせた。現在はパンチ技術を磨いているという軍司は「昨日はMVPをもらい、期待されていると思う。プレッシャーはあると思うが、メインでやりたいと思っている。メインで組んでもらいたい」とメインイベンターに名乗りでるなど、K-1の看板王者の風格を漂わせていた。