皇治(34=TEAM ONE)が、引退撤回を発表した。2日、都内ホテルでRIZINの会見に出席。「引退します、と言いたいところですけど。アンチどもは引退させろって思っているかもしれないけど(笑い)、自分は構ってちゃんなので、引退しますと言いましたが、悔しくて、悔しくて、試合終わって1週間たたないぐらいから格闘技の練習しています。MMAの練習も始めています。白旗振っていません」と新たにMMAに挑戦することを明かした。「男とイチャイチャするのもいいかなと思って」と、笑った。

皇治は地元大阪で行われた4月1日のRIZIN41大会で、RIZIN初参戦だった芦沢竜誠(27=Battle-Box)に判定負け。この試合限りでの引退を宣言していた。その日は、エープリルフール。多くのファンは「冗談でしょ」「皇治劇場」と本気と受け止めていなかった。榊原信行CEOも、当時は「(引退)しないんじゃないですかあ? 僕は全力で止めますけどね」と話していた。この日、皇治と同席した同CEOは「全力で止めると話したんですが、何とか全力で止めました」と笑顔で話した。