<新日本:東京大会>◇16日◇両国国技館◇1万1000人

 G1クライマックスは真壁刀義(36)が初優勝を飾った。準決勝でノアの刺客杉浦貴を撃破。決勝でIWGPヘビー級王者棚橋弘至を破って勝ち上がった中邑真輔を、トップロープからのキングコングニーで粉砕し、悲願を達成した。試合前から大真壁コールで後押しした会場のファンに対し「本当はよ。こんなこと死んでも言いたかねえけどよ。今回ばかりはサンキューな」と感謝。大声援を浴びた。