米国のプロレス興行大手ワールド・レスリング・エンターテインメント(WWE)は16日、最高経営責任者(CEO)のリンダ・マクマホン氏(60)が、来年秋に実施される米中間選挙の上院議員選にコネティカット州から出馬するため、CEOを辞任したと発表した。

 AP通信によると、同氏が共和党候補の指名を獲得すれば、同州で6選を目指す民主党のドッド上院議員(銀行住宅都市委員長)との争いになる見通しだという。

 発表によると、夫でWWE会長のビンス氏が当面、CEOを兼務する。

 米プロレスラーが政界に転身した例としては、1999年から1期4年間、ミネソタ州知事を務めたジェシー・ベンチュラさんが有名。