<FUKA

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 MEXICO>◇2月28日◇メキシコ・トラネパントラ

 3月28日に引退する女子プロレスラー風香(25=フリー)が海外最終戦を白星で飾った。自身が主役の大会「FUKA

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 MEXICO」でプリンセサ・スヘイと組み、ダーク・エンジェル&HIROKAと対戦。テクニカとルーダが組む異色のタッグマッチ時間無制限3本勝負に出場した。1本目はエンジェルにギブアップ(5分39秒、レイネーラ)を喫したが、2本目はHIROKAをコブラツイストで捕らえ、スヘイがエンジェルからカングレーホで勝利するのをアシスト(4分11秒)。3本目は風香がHIROKAからマックで3カウントを奪い(5分41秒)、2-1で勝利した。

 前日から扁桃腺を腫らし高熱でリングに上がった風香だが「異国の選手を主役にしてくれたプロモーターの期待に応えたかったし、何より熱い声援のおかげで頑張れた」と、地元スター選手エンジェル以上に声援を送ってくれたファンに感謝した。しかし、試合後のガッツポーズには場内から笑いが。「HIROKAさん、スヘイに言われ、4方向に向けてガッツポーズをしたんですけど、お客さんたちが爆笑するんです。何でかと思ったら、メキシコのガッツポーズは日本の中指を立てるのと同じだったみたいで…。私、みんなにファッ○ユーってやってたみたいです(笑い)」と、ルーダ2人にしてやられた風香。だまされやすいのはメキシコでも変わらなかったようだ。