ボクシング元WBA世界ライトフライ級王者渡嘉敷勝男氏(49)の約25年ぶりに試合が中止になった。女子プロレスラー風香(25=フリー)の引退記念興行(28日、後楽園ホール)でエキシビションマッチを行うと11日に発表。「友達の風香ちゃんに何か協力したかった。ガチンコ勝負はこれが最後」と意欲を見せていた渡嘉敷氏だが「ボクシングコミッションからストップが掛かりました。エキシビションまで禁止とは、長年ボクシングをやってきた私自身も知りませんでした。出場することを楽しみにしていたため、すごく残念に思います。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 また、風香と同期の渋谷シュウ(30=WAVE)が20日の試合で鼻骨骨折および眼窩(か)底骨折を負ったため欠場となった。代わりに桜花由美(31=同)が大畠美咲(21=エスオベーション)と組み、栗原あゆみ(25=フリー)夏樹☆たいよう(25=同)組と対戦。渋谷は特別リングアナとして参加する。