将来の総合格闘家を発掘するSRCプロ育成、アマ奨励選手選考会が12日、東京・新宿区のスポーツ会館で行われた。同選考会には28人が参加。基本的なスポーツテストをはじめ、打撃や寝技の動きなどもチェックした。約2時間の選考会で、プロ育成選手としては、元レスリング全日本選手権7連覇を成し遂げた田中章仁(27)が1人だけ合格した。またアマ奨励選手として竹本雄飛(22)須崎康文(23)吉岡信一(24)佐々木渉(22)芦田崇宏(20)布川雄士(19)竹内稔(24)の7人が合格した。

 選考者の1人で総合格闘家の高橋和生(フリー)は「(プロ育成で合格した)田中はプロ向きの魅力を感じる選手」と合格理由を明かした。