女子プロレスラー栗原あゆみ(26=フリー)がデビュー5周年記念興行(12月12日、新宿FACE)の対戦カードを発表した。師匠越えを果たすために09年2月から袂を分かったAKINO(36=同)、AKINOの長年のライバルで「デビューの頃から自分の前に立ちはだかってきた」という浜田文子(29=TNA)と対戦する。パートナーにはお互い「嫌い」と言いあうライバル中川ともか(29=フリー)を指名。中川の了承は得てなく、実現までの道のりは険しいことが予想されるが「倒さなきゃいけない2人に勝つには中川しかいない。今までいろんなリングでやりあってきた中川だから、お互いよくわかっている」と一方的に発表してしまった。これに浜田が「私たちは信頼関係がある。(パートナーに)好きじゃない、嫌いと言ってることが信じられない。大丈夫か?

 この人と組めば本当に倒せるという選手を探してほしい」と不快感を示し、AKINOは「中川とシングルで戦って、うちらに戦いたいと思わせる試合をしてみろ」と要求。栗原に対しては「自分を倒したいと離れていった割には何も見えてこないし、負ける気もしない。はっきり言って今の栗原に興味がない。5周年記念で大会ができるという自分の立場を考えなきゃいけない。周りに助けてもらっている環境に甘えている。栗原がそれを打破しないと意味がない」と辛らつに言い放った。栗原は「AKINOさんのもとにいた頃の守られてるという甘えは今はない。体も心も強くなったし、いつか勝ってやるじゃなく、今勝ってやるという気持ちでこのカードにした」と言い返したが、まずは中川の返答が注目される。