ノアは4日、東京・汐留の日テレタワーで、5日に行われる武道館大会の前日会見を開いた。メーンのGHCヘビー級選手権試合に出場する王者杉浦貴(40)、挑戦者森嶋猛(32)ら、出場者12人が出席し、約350人のファンの前で試合への抱負を語った。この1年間、王座を守り通してきた杉浦は「今年はあっという間だった。でも最後にコケたら意味がない。しっかり締めて終わらせたい」と、7度目の防衛で1年を終えることを約束した。

 一方の森嶋は、左足関節外側側副靱帯(じんたい)損傷から11月23日の後楽園大会で約2カ月ぶりに復帰。復帰からわずか2週間で大舞台に立つ。杉浦について「今年のプロレス界を引っ張ってきた選手」と称賛しつつ、「その選手を倒してベルトを巻きたい」とアピールした。