IGFのアントニオ猪木会長(68)は2日、都内で会見、今年中に海外進出することを明らかにした。「海外遠征の話が煮詰まってきた。中国、台湾、ほかからも話が来ている」と説明した。

 また、東日本大震災と福島原発の影響で、海外からのキャンセルが相次いでいることを憂慮。日本が復興に向かっていることを世界にアピールするため、被災地で興行を行う。「外国人が日本に来ない現状で、1歩踏み出さなくてはいけない。できるだけ早い時期に、やりたい」と話した。

 先月のGENOME15でジェロム・レバンナにKO負けした鈴川真一(27)は「次の試合が楽しみ。次もタフな外国人選手とやりたい」とノーダメージを強調。レバンナとの再戦については「次はグローブなしでやりたい」とリベンジを誓った。