女子プロレス新団体スターダムが9日、4回目のプロテストを行い、鹿島沙希(18)が合格した。昨年末、島根県松江市から上京。163センチ、45キロと細身の体格だが、腕立て伏せや腹筋、背筋、スクワットなど規定の回数をクリアし、スパーリングでも気迫溢れる動きを見せ、スターダム11人目のプロレスラーとなった。「小さい頃から何をやってもすぐに諦めてしまっていたが、プロレスは諦めずに続けてこられた。自分にはプロレスしかない」と涙を流して喜び「デビュー戦は(団体トップ選手の)高橋奈苗さんにお願いしたい。早く先にデビューしたみんなを追い抜きたい」と希望。今後はデビュー戦を目指し、さらに厳しい練習に臨む。入団当初から「かわいい」とデビューを心待ちにしていた風香GM(27)は「すごくプロレスが好きでやる気がある。どんどん伸びてくれると思う」と期待していた。