全日本参戦中の船木誠勝(42)が、遠征先で新日本、UWF直伝の関節技道場を開いている。船木は15日のライズアップツアー開幕戦(東京・後楽園ホール)で、諏訪魔(34)と初タッグを結成して、古巣新日本の永田裕志(42)中西学(44)組と対戦する。6月19日に諏訪間が永田の挑戦を受ける、3冠ヘビー級の前哨戦だ。

 船木は新日本でデビュー後、UWF、藤原組、パンクラスを経て総合格闘技に参戦。一昨年8月に全日本に登場してプロレス復帰を果たした。今までは、全日本の生え抜き選手と距離を置いていたが、諏訪魔に加え、真田、征矢、中之上を集め、カールゴッチ、藤原喜明直伝のアームロックや逆十字固めを伝授している。

 船木は「全日本が勝つために頑張りたい。一丸となってやっていく」と話している。