プロボクシングのWBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(31=ワタナベ)が1日、母校拓大の八王子キャンパスで客員教授として初めて教壇に立った。まず高橋敏夫副学長から委嘱状を贈呈されると「自分にとっても勉強になると思います。教授なんて呼ばれたら恥ずかしいですね」と照れ笑い。その15分後には、約300人の待つ教室に移動し、客員教授としての初講義を行った。

 「世界の中の日本」という講義を受け持ち、「チャンスをつかむために」とのテーマで熱弁をふるった。内山は「ボク自身が運動神経が優れているタイプではなかったですが、継続することで結果が出ました。そういったことを伝えられたかなと思います」と手応えを口にした。なお今後の講義日程は決まっていない。