25日(日本時間26日)にメキシコでWBC世界ライト級王座に挑戦する佐々木基樹(35=帝拳)が17日、東京・新宿区の帝拳ジムで国内調整を打ち上げた。世界3階級を制覇した同級王者ウンベルト・ソト(31=メキシコ)への挑戦に向け、この日は同門の世界2階級制覇王者ホルヘ・リナレス(25)との4回のスパーリングを敢行。リナレスから両拳でエールを送られた形となった。

 日本人最高齢(35歳7カ月)となる世界王座奪取を目指し、18日に離日する佐々木は「最終確認できた。世界戦前では今日が帝拳ジムでの最後の練習だし、感慨深いものがある」と話した。