<プロボクシング:日本タイトル挑戦権獲得トーナメント・最強後楽園>◇5日◇東京・後楽園ホール◇準決勝(6回戦)◇901人

 日本ライトフライ級6位の木村悠(27=帝拳)が、決勝に進出した。同級7位の瀬川正義(27=横浜光)と対戦。序盤から相手のパンチを見極めながら効果的に連打を浴びせ、試合をリード。4回以降は瀬川の猛攻を受け、偶然のバッティングで左目上をカットして流血したが、終始、落ち着いた試合運びで3-0判定勝ちした。木村は「相手が出てきたけれど、パンチはよく見えていたので怖くはなかった」と笑みを浮かべた。10月15日の決勝で、同級2位の田口良一(24=ワタナベ)と対戦する。