新日本、全日本、ノアの3団体が25日、東日本大震災の被災地へ復興支援の義援金を寄付した。この日、3団体首脳と棚橋弘至(34=新日本)カズ・ハヤシ(38=全日本)潮崎豪(29=ノア)が都内の日本赤十字社を訪問。8月27日に開催した3団体合同チャリティー興行「ALL

 TOGETHER」(東京・日本武道館)での収益金の一部、5827万3560円の目録を日本赤十字社側へ手渡した。

 来年2月には被災地の仙台市内で再び、3団体合同興行を開催予定。棚橋が「チケットやグッズ収入から、こうして皆さんの思いを届けられてうれしい」と話せば、潮崎も「レスラーだけではなく、スタッフや見に来ていただいたファインの方々の力で届けられた」と感謝した。カズは「プロレスの力を見せることができたと思う。ただ、今回だけで終わるのではなく、復興するまで継続して行わなければならない」と気を引き締めた。

 3団体は今回とは別に、合同興行開催日に来場者の協力を得た募金102万6141円を寄付済み。義援金は日本赤十字社を通じて被災各県の自治体に届けられる。