空手の日中対抗戦「武林大会」(23日~26日、中国・安徽省淮南市体育館)に出場する日本代表選手が10日、大阪府庁の生涯スポーツ振興課を表敬訪問した。チャクリキ協会選抜の同代表8選手のうち、大阪府出身の和田祥嗣、井上寿希也、平田敬典の3選手が訪問。生涯スポーツ振興課の田辺寛治課長に大会出場のあいさつを行い、同課長からスポーツ振興基金のイメージキャラクター「モッピー」のバンダナを贈られた。

 チャクリキ協会では、これまでも積極的に中国選手を大会に招待するなど、武術を通じた日中交流に取り組んできた。その功績を評価され、日本代表の武林大会出場につながった。同大会は中国中央テレビ(CCTV5)で中国全土に中継される予定で、約2億人が視聴するという。