元全日本女子の脇沢美穂(32)が10年ぶりに本格復帰する。スターダムは29日、都内で記者会見を行い、12月25日の新木場1st

 RING大会の決定カードを発表した。脇沢は全日本女子時代、「みんなの太陽」と呼ばれる明るい性格で人気を博し、全日本シングル王座のほか納見佳容とのタッグ「ミホカヨ」で全日本タッグ王座も獲得した。引退後はお笑い芸人でデビューしたが、今後はプロレスとの両立を目指す。10年ぶりの試合に「昔とプロレスも変わっているし、お客さんが受け入れてくれるかどうか。いろいろ不安はあります。でも、イチからやり直すつもり。デビュー戦です」とリングに戻ることへの強い気持ちを見せた。再デビュー戦では元同期で、スターダムのトップである高橋奈苗(32)とシングルマッチで対戦する。脇沢は「再デビュー戦は勝ちたいから本当は組みたかった」と明かしたが「絶対に勝ちに行きます」と闘志を燃やしていた。

 また、14日のプロテストに合格した3期生の中でデビュー第1号となる、はるか悠梨(ゆうり=22)が夏樹☆たいよう(27)と対戦。「まだ技とかできるかわからないですが、気持ちでは負けないように一生懸命戦いたい」と緊張気味に語った。