25日のノアの東京・後楽園大会で行われるGHCジュニアヘビー級選手権の調印式が17日、都内で行われた。王者・中嶋勝彦(23=ダイヤモンドリング)に石森太二(29)が挑戦する。

 中嶋は「石森選手が素晴らしい選手だということは分かっているが、このベルトは譲れない。防衛を続けてノアのジュニア戦士を総なめにして、お世話になっているノアのマットを盛り上げたい」と話した。

 6回目の同王座への挑戦となる石森は新日本の新IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(24)から大きな刺激を受けている。オカダは闘龍門在籍時の後輩で、メキシコで一緒に練習をした仲。1マッチ手取り200円の苦闘時代をともに味わった。石森はその後、フリーになって06年からノアに参戦、08年にノアに入団した。「オカダはすごい。彼がIWGP王者になったのは、ものすごく刺激になる。自分はノアで、まだ何も勝ち取っていない。大きな差をつけられた。ぜひ、GHCジュニア王者になって、新日本に乗り込んで新日本のジュニアの選手と戦ってみたい」と話した。