IGFは11日、26日の東京大会(東京ドームシティホール)で将軍岡本(28)と藤田和之(41)のシングルマッチを行うことを発表した。八百長問題で相撲界を引退した元十両霧の若の岡本にとって、デビュー3戦目。デビュー戦ではボブ・サップ(37)に勝利したが、2戦目ではアレキサンダー・コズロフ(43)に敗れている。藤田がIGFで日本人選手とシングルマッチを行うのは初めて。

 元IWGPヘビー級王者でPRIDEなど総合格闘技でも活躍した大物の藤田との対戦に、東京・高円寺のIGF道場で会見した岡本は「正直、ビックリしました。活躍されているのを見て憧れていたので、光栄です。実力を十分に出して、勝ちに行く」。この日は、相撲のぶちかましを改良したタックルを披露。「勝っているところは、突進力ぐらい。使いどころが難しいけど、もっと練習して自分の武器にしたい」と話した。