ダイヤモンドリングの前GHCジュニアヘビー級王者・中嶋勝彦(24)が11日、都内で元タレント飯作(いいさく)あゆりさん(30)と婚約したことを発表した。昨年11月に食事会で知り合って暮れから交際を始め、今年3月11日の中嶋の24歳の誕生日にプロポーズした。2人は「あ~ちゃん」「かっちゃん」と呼び合っている。仲人は師匠の佐々木健介(45)北斗晶(44)夫妻で、中嶋は挙式について「今年の夏にできたら」と話した。

 振り袖姿の飯作さんと会見した中嶋は「初めて会ったときに、すてきなきれいな人だなと思いました。プロポーズは素直に『結婚してください』と言いました」。飯作さんは「『ついていきます』と答えました。さわやかですてきな、礼儀正しい青年だなと思いました」と笑顔を見せた。

 飯作さんは新体操のシドニー五輪代表候補になったアスリート。短大卒業後、芸能界入りしてテレビの10代目「ミニスカポリス」や舞台「マッスルミュージカル」などで活躍していたが、今年3月に引退した。デートは、もっぱらトレーニングジム通いで、中嶋は「一緒にランニングしたりストレッチをしている。トレーニングのことについて、教えてもらうことも多い」。飯作さんは「試合は張りつめることが多いので、おうちでは心安らげる空間が作れるようにしたい」。飯作さんの手料理について、中嶋は「肉じゃが好きです」と話した。

 佐々木は「まだ子どもだと思っていた勝彦が大人になった。オヤジとしてうれしい。全て鬼嫁に習って」。北斗は「長男に嫁が来た感じ。勝彦を支えてくれると期待している」と笑顔。飯作さんは「近くに素晴らしい奥さんのお手本がいるので、私も少しでも鬼嫁になれるように頑張ります」と話した。