22日のノアの東京・両国大会で、左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂から7カ月ぶりに復帰するKENTA(31)が15日、東京・リバーサル原宿で復帰記念サイン会を行った。集まった約80人のファンを相手に、契約するアパレルブランド「リバーサル」のKENTAオリジナルのTシャツやタオルにサイン、握手して、写真におさまった。

 両国大会では丸藤直道(32)とシングル対決となるが、左ひざの状態について「万全の仕上がり。不安はない、自信がある。2カ月前からスパーリングを積めた。コンディションは、丸藤より俺の方がいい」と言い切った。

 昨年5月からノアの改革を訴え続けてきた。欠場中には3冠ヘビー級王者・秋山準(42)、GHCヘビー級王者・森嶋猛(33)も、それぞれのやり方で声を上げた。「動きだしたのは自分。おいしいところだけ持って行かれたくない。自分の手でやり遂げたい。そのためにも、早くタイトルにからみたい」と、GHCヘビー級戦線復帰を目標に掲げた。