<JWP>◇19日◇後楽園ホール◇観衆876人

 JWP認定無差別級王座を防衛した春山香代子(33)が、JWP内の若手にゲキを飛ばした。

 20歳の新鋭・花月を挑戦者に迎えて臨んだ一戦で、若さ溢れるファイトで向かってきた挑戦者の技をすべて受け切り、最後は変形のキーンハンマーからの片エビ固めで貫録勝ち。試合後、「今日の花月の試合は、尊敬に値する。もう1回、やろうと言ったけど、次に対戦したらやばいかもしれない」と花月に高い評価を与えたうえで、「私は中森(華子)、モーリー、中島安里紗と(防衛戦を)やりたい」と話し、JWP新世代の中で切磋琢磨し、誰からも認められるような実績を残した選手の挑戦を受ける意向を示した。

 一方、JWP認定ジュニア&POP王者のラビット美兎(16)が、成宮真希を下して3度目の防衛に成功。ラビットは「成宮さんは強かったけど、最後まで諦めませんでした。自分に挑戦したい人がいれば、誰の挑戦でも受けます」とコメントした。