レジェンドは２７日、来年１月１３日の東京・後楽園大会で総合格闘家の坂口征夫（３９＝坂口道場一族）が藤波辰爾（５８）長州力（６０）と組み、蝶野正洋（４９）天山広吉（４１）獣神サンダー・ライガー組と戦うことを都内で発表した。坂口は現役時代は“世界の荒鷲”と呼ばれた新日本の坂口征二相談役（７０）の長男。弟は俳優の坂口憲二（３６）だ。

　プロレスラー志望だったがかなわず、０７年に総合格闘技デビュー。格闘スタイルのプロレスに参戦してきた。子供のころからよく知る新日本で戦ってきた選手たちとのリングに「自分の進んできた道は間違いじゃなかった。相手も面倒見てもらった人たちだけど、自分のスタイルを崩さずに思い切り蹴り飛ばしたい」と話した。

　藤波は「芯があって楽しみだね」。長州も「生意気なガキだった征夫がね。藤波さんと援護射撃したいけど、ここは征夫に頑張ってもらうかな」と笑顔を見せた。