<IGF:平和・アントニオ猪木コラボレーション

 10周年記念特別試合

 GENOME23>◇16日◇東京ドームシティホール◇7試合◇3022人

 ジョシュ・バーネット(34)と鈴川真一(29)の戦いは、6分0秒、バーネットが三角絞めでTKO勝ちした。鈴川が立ち上がりからキックとマーダー・ビンタで攻勢。バーネットは関節技に捕らえたが、ローブに逃げられた。

 コーナーに詰めた鈴川がひざ蹴りからラッシュすると、バーネットが鼻から出血。互いに眉尻を切って流血する壮絶な展開となったが、バーネットがひざ蹴りから原爆固め、パワーボムでたたみかけ、最後は三角絞めでレフェリーストップ勝ちした。

 バーネットは眉尻の傷を気にしながら「いつも日本で戦うのはハッピーだが、今日はアンハッピー。(鈴川が)ああいう失神状態で終わったのが、今日の全てだ」。鈴川は「バーネットは強いのもちろんだけど、うまかった。タップできないで失神してしまった」と話した。