腰の手術で昨年11月24日以来欠場している天龍源一郎(62)が5日、12月29日の天龍プロジェクト東京・後楽園大会での復帰戦へ向けて順調なところを、都内で会見して見せた。この日、参戦が発表された長瀬正和(46)のキックと宮本和志(33)の逆水平チョップを胸に受けてニッコリと笑顔。「あと2カ月だけど、普通の練習はやっている。だけどジムでの練習なので、実感はない。今後、宮本選手とリングの上で練習する」。復帰戦では8人タッグで、新日本の天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学と対戦する。「練習して、初めて4人とできるかが分かる。夢で『大丈夫かな』とうなされています」と話した。

 長瀬はジ・ウインガーと組み、ザ・グレート・カブキ、百田光雄(64)組と対戦。宮本と組んで参戦が決まった本間朋晃(35)は「温室育ちを分からせてやる」と、全日本の真田聖也と中之上靖文を対戦相手に指名した。また、IJシングル王座のへの挑戦権をかけたトーナメントが行われることも発表された。