新日本の11日の大阪大会で、カール・アンダーソン(32)が中邑真輔(32)に挑戦するIWGPインターコンチネンタル選手権の調印式が6日、都内で行われた。

 初めてのシングルタイトル挑戦となるアンダーソンは「(ジャイアント・バーナードとの)バッド・インテンションズでIWGPタッグは取ったが解散してしまった。IWGP王座のベルトを取れば、オカダ(カズチカ)棚橋(弘至)中邑と同じ、新日本のトップになれる」。2人は06年の新日本ロサンゼルス道場以来のつき合い。「長いつき合いで感慨深いものがある。お互いの手の内を熟知している。ベストな試合を見せて、自分が勝つ」と話した。

 中邑は「自分のやろうとすることは読まれるし、相手のすることも分かる。ストレートがいいか、変化球がいいのか。防衛しないと、ベルトの可能性を生かして自分のやりたいことができなくなる」と必勝を誓った。