<スターダム>◇11日◇新木場1st

 RING◇観衆322人

 “木村モンスター軍”の木村響子(35)、クリスティーナ・フォン・エリー(24)組が、この日限りの仰天パフォーマンスを繰り広げた。

 GODDESSES

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 STARDOMタッグリーグ戦ブルーゴッデスブロック公式戦で翔月なつみ、宝城カイリ組と対戦。木村はエリーとおそろいのチェックのミニスカートを取り付けた新コスチュームでリングイン。リーグ戦に賭ける意気込みを示した。入場したかと思うと、リングアナを務める風香GMにいきなり木村&エリー組のTシャツを無理やり着させてコールさせる。

 試合でもセコンドのヘイリー・ヘイトレッドも加わっての場外乱闘に始まり、連係攻撃などやりたい放題。木村が翔月のダイビングダブルニードロップ、宝城のダイビングエルボーの連続攻撃に追い込まれるなど、相手組の粘りに圧倒するには至らず。木村が頭突きでで反撃したところで15分経過ドローのゴングが打ち鳴らされた。

 キョトンとした顔の木村は「風香!

 オマエ時間経過を言ってなかっただろ」と八つ当たり。必死に否定する風香GMに「声が小さいからわからないんだよ。こうなったら今日中にうちらのTシャツを完売させておわびしろ。今日だけTシャツ販売してサインや写真もOKだ、今から買いに来い!」とまさかの売店直行宣言!

 試合後、物珍しさに木村モンスター軍の売店へ足を運ぶファンが続出。用意されていたTシャツはあっという間に完売した。途中、風香GMも売り子をやらされる始末だった。

 「風香のせいで引き分けたけど、まあ決勝まで行けば問題なしでしょ。Tシャツも売れたし」と木村は引き分けを気にも留めず。これでブルーゴッデスブロックは木村、エリー組と宝城、翔月組が3点で並んでトップ。高橋奈苗、脇沢美穂組が2点で追いかける展開となった。25日の新木場大会では木村、エリー組が高橋、脇沢組と対決する。