<プロボクシング:WBA世界ミニマム級王座決定戦>◇31日◇大阪・ボディメーカーコロシアム

 WBA世界ミニマム級2位の宮崎亮(24=井岡)が、同級4位ポンサワン・ポープラムック(34=タイ)を2-1の判定で下し、念願の世界王者となった。

 4回に相手の強打を受け、2度ひざが崩れかけたが、あきらめずに反撃。強烈な右フックなどで、相手の左まぶたを腫らし判定勝ちに結びつけた。勝利のコールを受けると男泣き。「すんません。こんなすぐ泣いてしまって。本当にうれしいです。夢ですから」と涙を流した。