<アイスリボン>31日◇後楽園ホール◇観衆593人

 “崖のふちプロレス代表”の松本都が鈴木みのるにリベンジ戦を要求した。この日、都は鈴木とシングルで対戦。石川雄規から伝授された弓矢固めで揺さぶりをかけるも全く通用せず、スリーパーからの張り手攻撃でアッサリと敗れ去った。

 しかし、都はあきらめず。「待って、待って、私はギブアップしてないですよ、もう一回!」と引き上げようとする鈴木にアピールを繰り返す。鈴木が無反応だと見ると、「おい、鈴木、逃げるのか、私が怖いのか!」と言葉使いをがらりと変えて挑発。

 そして、「鈴木さん、いや、みのるっち、5月4日、私のホームリングである『崖のふちプロレス』がある。ここは最先端のプロレスをやるリングだ。今度こそ私をギブアップさせてみろ!」と要求した。

 しかし鈴木は「5月3日は新日本の福岡スポーツセンター、そして5日は高松がある。4日は朝から夕方まで釣りをして夜はキャバクラ行くからダメだ」と拒否。それでも都はあきらめずに公開オファーを繰り返す。

 鈴木は「キャバクラより楽しい時間を過ごせるのか?」と条件を出すと都は「もちろんだ!」と即答。これで鈴木もOKサインを出し、5月4日、崖のふちプロレスでの再戦が決定した。

 都は控室で「崖のふちは私の土俵だし、今日みたいな試合には絶対ならない。鈴木みのるのプロレス人生で、一番怖い思いをさせてやりたいと思います。鈴木みのるにとって、試練の大一番だし、自分をどこまで追い込んでくれるのか楽しみです」と、強気の姿勢を崩さなかった。