日本ボクシングコミッション(JBC)は12日、東京都内で資格審査委員会を開き、国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級チャンピオンの高山勝成(30)のライセンス再発行を決めた。

 仲里ジムに所属し、9月ごろに予定される次戦で、約4年ぶりに国内復帰を果たす。

 高山はJBC未公認だったIBFと世界ボクシング機構(WBO)の王座を目指し、2009年に引退届を出して海外で活動した。

 今年3月にIBF王者となり、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング協会(WBA)暫定との日本初の3団体制覇を果たした。

 JBCの4月1日付でのIBF、WBO加盟を受け、国内で試合をするためにライセンス再交付を申請していた。

 JBCの森田健事務局長は「これからは堂々と国内で試合をやってほしい」と話した。