<新日本:G1クライマックス>◇2日◇後楽園ホール◇2015人

 棚橋弘至(36)がメーンで初出場の石井智宏(37)と対戦。10分を過ぎて、勝負を決めにいったラストライド、ハイフライフローもぎりぎりでかわされた。

 何度も立ち上げる石井に試合の流れを奪われると、最後は17分42秒、イシイドリラーからのエビ固めで敗れ、まさかの連敗となった。

 肩をかつがれ、苦悶(くもん)の表情を浮かべリングを降りると、「調子は悪くない。突破口は必ず近くにある。必ず取り返す」と巻き返しを誓った。

 この日はオカダ・カズチカ、中邑真輔も敗れ、優勝候補と目された3人がそろってまさかの連敗スタートとなった。