世界ボクシング協会(WBA)からバンタム級スーパー王者のアンセルモ・モレノ(パナマ)との王座統一戦を命じられた同級チャンピオンの亀田興毅(亀田)の陣営が、次戦でモレノとの指名試合ではなく、相手を選べる試合ができるよう許可を求めていたことが24日、分かった。WBA幹部が明らかにした。

 WBAはモレノと亀田興に対し、今月27日が期限の統一戦交渉を命じていた。亀田興側の要求が認められるかは、WBAのチャンピオンシップ委員会に委ねられる。

 28歳のモレノは11度の防衛を誇る。亀田興はモレノがスーパー王者に昇格して空位となった王座に、決定戦を制して就いた。