<新日本:両国大会>◇14日◇東京・両国国技館◇9000人

 IWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔(33)が2度目の防衛に成功した。

 挑戦者のノア丸藤正道(34)からエプロンでの脳天くい打ちを浴びるなど、首への非情攻撃を受けた。アゴへのトラースキック、変形首固め、丸藤の必殺技・不知火まで浴びてフォール負け寸前まで追い詰められた。何とかパワースリバースラムなどで反撃し、キックの応酬が続くと、中邑のカウンター気味のヒザ蹴りがヒット。動かない丸藤に対して必殺技のボマイェを決め、16分24秒、フォール勝ちを飾った。「ノアのトップ丸藤。オレたち2人なら、もっとたぎる。To

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 Continued…」と、将来的な再戦に含みを持たせた。

 試合直後、リングに入ってきた鈴木軍のボス・鈴木みのるから同王座の挑戦を要求された。鈴木から「オマエをもっとたぎらせてやるよ。そのベルトをかけてオレと戦え。オマエ、負けたら鈴木軍に入れよ」と爆弾メッセージを受けた。CHAOS(ケイオス)のボスとなる中邑は「たぎるよね。たぎっちゃうよね。鈴木軍さんよ。答えはもちろん、イヤァオ!」と意味深なメッセージで、対戦要求を受諾する姿勢をみせた。