WBC世界バンタム級王者・山中慎介(31=帝拳)が14日、母校・専大から表彰された。

 同日に都内のホテルで開催された専大体育会創立80周年記念式典・祝賀会に出席。「アマ・プロを通じ各種スポーツ競技においてめざましい活躍をし、体育会の名を高めた」と他競技で活躍するアスリートとともに表彰された。

 山中は、大学の同級生となる大相撲の十両・大道とともに壇上に立ち「大学時代は推薦で入学したのに、たいした成績を残せなかったので、今、お返ししようと思って頑張っています」とあいさつし、大きな拍手を受けた。

 「自分も相撲のチャンピオン、横綱になりたいと思います」と宣言した大道に向け、山中は「十両の中にいるのではなく、幕内に上がって一緒に頑張りましょう」と激励していた。