WNC-REINAが10日、都内・港区のWNC事務所で会見を行った。

 2月16日に東京・新木場1st

 RINGにてREINA女子プロレスが新団体旗揚げ戦を開催することを発表した。会見は朱里、真琴、リン・バイロン、小林香萌、日向小陽が出席。5選手は今後、WNC-REINA所属となる。

 WNC-REINAの玉城杏経社長は「現REINA王者の朱里選手を問答無用のエースとして認定し、旗揚げ戦に臨みます」と朱里を新団体のエースに指名した。

 朱里は「フィリピンプロジェクトから始まったこの話、すべては私にかかっていると思っています。フィリピン興行を成功させ、REINAも団体として成功させる。そのために今、ここにいるメンバーが心を1つにしないといけない。世界の強豪ともどんどん闘っていきたい」とコメント。その他の選手も以下のようにコメントした。

 真琴「これがうまくいけば大きなユニゾンになると思ってます。私は準エースを狙っていきます」

 小林「私は女子プロレスをやりたくてプロレスラーになったわけではなくて、男子の選手のなかに入って、女子だけでなくいろんなプロレスに触れていきたいと思ってました。世界のプロレスを含めて、いろんなプロレスに触れることで自分自身を成長させていきたいです」

 日向「私はまだド新人ですけど、去年の自分とは違います。この新団体を生かして自分を大きくアピールしていきたい」

 しかし、この体制に異を唱えたのがリン・バイロンだ。「朱里がエースの団体なんて冗談じゃない、私、女子プロレスに興味ない。私、デカい男を倒すだけ。女、興味ない。朱里!

 オマエに借りがある。今度の新宿で私と試合しろ。そこで負けたら、REINAもOK、出てやるよ」と、WNC1・30新宿大会での対戦を朱里に要求。

 さらにREINA参戦中のラ・コマンダンテ、雫有希も会見に現れ、朱里を挑発。コマンダンテは「朱里に借りがあるのは私も同じ!

 新宿に乗り込んでやるから、もう1度戦え。REINAは私たちCMLLが支えてきた。オマエを倒して、CMLL軍団がREINAのエースであることを証明する」とアピールし、雫も「REINAを支えてきたのは私も同じ。朱里さん、アナタが本当にエースとしてふさわしいのかリング上で確かめたい。今の私はアナタが知っている頃の雫有希ではありません」と朱里に宣戦布告。

 この事態に玉城社長は「これじゃ旗揚げどころじゃないよ!

 じゃあ1月30日のWNC新宿大会で4WAYをやったらどうですか?そこでみなさんが朱里選手の実力に触れて納得したら、みんなで仲良く2月16日に旗揚げしましょう」と提案し、WNC1・30新宿大会での朱里VSリンVSコマンダンテVS雫の4WAY戦が決定した。