<新日本:INVASION

 ATTACK

 2014>◇6日◇東京・両国国技館

 IWGPインターコンチネンタル選手権は、挑戦者の中邑真輔(34)が第7代王者棚橋弘至(37)を破り、王座を奪回した。

 1月4日の東京ドーム大会でベルトを失い、その後のリベンジ戦も敗戦。後がない中で、王者棚橋の非情な左膝攻撃に耐えながら反撃。棚橋が勝負を決めに来たハイフライフローを両膝を立ててブロック。流れをつかむと、痛めた左膝で王者の後頭部へボマイェ。さらに右膝からのボマイェ2連発で、26分49秒の激戦に終止符を打った。試合後、グレイシー一族のダニエル・グレイシーらがリングに乱入。中邑への挑戦を口にした。さらに、桜庭和志も出てきて共闘を要求された。中邑は「白いベルトを取り返したらオマケもついてきた。グレイシーは、そのうち突っついてやろうと思っていたら、向こうからきた。でも、オレはプロレスの黒帯だから」と、新王者はプロレスラーとしての自負をのぞかせて言い放った。