メキシコ遠征中のプロレス3冠&キック1冠の4冠王者・朱里が20日、CMLL-REINAインターナショナル王座から転落した。

 大型連休最終日のテレビ生中継。午後5時の中継開始に合わせて挑戦者のアマポーラが登場してインタビューに答えるなど、試合への期待度が伝わってきた。

 1本目、朱里がロープに振ってミドルキックを一発。これでアマポーラの先制を削ぐと、続けて卍固めからすかさずグランド卍に移行してまずは朱里が1本を先取。

 2本目、アマポーラはぺディグリーからエビ固めを決めて1対1のタイスコアに。

 3本目、朱里が場外へ落ちたアマポーラに対してプランチャー!

 メキシコの聖地・アレナメヒコを華麗に舞う。しかし最後はアマポーラ必殺のコードブレーカーの前に力尽きてCMLL-REINAのベルトがCMLLのリングに渡った。

 「負けてしまいました。だけど、アレナメヒコという大きな舞台で、しかもCMLLでのタイトルマッチができたことが私にとってものすごい価値だったというか。財産になったとすごく良い経験でした。アマポーラもすごく強かった。でもこのまま終わりたくないので、リターンマッチをぜひやりたいです」とリベンジ戦を決意した朱里。気持ちを切り替えてメキシコでの残り2試合に挑む。