11日開催の女子ボクシングWBC世界ダブルタイトル戦(後楽園ホール)に挑むライト級2位の風神ライカ(32=山木)とアトム級8位の小関桃(26=青木)が4日、白井・具志堅ジムで公開練習を行った。

 ライト級王座を懸けて同級3位のアン・マリー・サクラート(米国)を迎え撃つライカは、男子スーパーフライ級4回戦の選手と2分5回のスパーリングを敢行。「1年ぐらい前から本格的に取り組み始めた」という強烈な左ボディーを披露。野木丈司トレーナー(48)は「パンチ力のない女子は頭1発で倒すことは厳しいが、ボディーならタイミングさえ合えば倒せる」と重要性を強調した。

 6月中旬にはWBCフライ級王者の内藤大助(33)とも合同で合宿。「内藤さんのようにKOで勝ちたいですね」。女子ボクシング界第一人者の存在感を存分に見せつけるつもりだ。