IGFを率いるアントニオ猪木(65)が13日、都内のホテルで会見した。大麻吸引問題で日本相撲協会を解雇された元小結露鵬、元幕内白露山、元幕内若ノ鵬ら3人がプロレス入りを希望した場合、「中身がそろえば」と条件付きで受け入れる可能性を示唆した。

 猪木はこの日、北朝鮮で9日に行われた建国60周年記念式典から中国・北京経由で帰国。大麻吸引問題を起こした元3力士に話題が及ぶと「何かあると、すぐにオレの名前が出てくるんだよな」と笑いつつ「(団体への)受け入れ?

 いいんじゃないの。流れの中で対応できれば」と発言した。ただし「話題先行だけじゃダメ。中身がそろえばね」。自身から積極的にアプローチすることはないものの、プロレス界入りを希望するなら「受け皿」になることを強調していた。