日本スーパーバンタム級王者の下田昭文(24=帝拳)が世界挑戦実現へ、KO防衛を目指す。4日、東京・後楽園ホールで、無敗の同級4位三浦数馬(ドリーム)と4度目の防衛戦を行う。当初は8月に予定も、左足の負傷で延期。半年ぶりの実戦となる下田は3日の計量を一発でパスした。試合から遠ざかっている間に、ジムの先輩・西岡がWBC世界同級暫定王座を獲得。同年齢の粟生のWBC世界フェザー級王座挑戦(16日、代々木第1体育館)も決まった。「いい内容で勝ち続けることが、世界につながる。中盤から後半に倒す」と2年4カ月ぶりのKO勝ちを狙う。