亀田大毅(19=亀田)が12月8日に栃木県立県南体育館(小山市)で再起2戦目を行うことが10月31日、分かった。1年ぶりの再起戦となる6日のアンヘル・レサゴ戦(後楽園ホール)から約1カ月間隔で次戦に臨む。相手は未定だが、年末の内藤-興毅戦が消滅したこともあり、日本人対決が期待される。

 実力差のある相手だったとはいえ、06年5月には中18日で試合をした過去もある。同年は計7試合をこなすなど、もともと試合間隔は短い方だった。昨年10月の内藤戦での反則騒動で1年間のライセンス停止処分。多くの実戦で長期ブランクを克服する狙いがある。

 急ぎすぎた初の世界戦での反則騒動を反省し、来年からは日本、東洋太平洋王座とステップを踏んで世界再挑戦を狙う予定。最近は積極的な出げいこで日本ランカーらとスパーリングを積んでいる。敬語を覚えるなど、心身ともに生まれ変わった大毅が連戦で再起を図る。