「世界一の男」と同時にベストセラーも狙う!

 総合格闘技に転向する北京五輪の男子柔道100キロ超級金メダリスト石井慧(21)の半生を描いた語録本が出版されることが2日、分かった。石井本人と両親の義彦さん・美智子さんが監修協力した「石井訓(いしいくん)」(光文社)で13日に発売される。

 「負けることは死を意味する」「屁のツッパリにもなりません」などの型破りな語録の数々を石井本人が解説。1日8時間の猛勉強で有名私立中にお受験したこと、中学で始めた柔道は負けてばかりでいじめられていたことなど、知られざるエピソードを披露。両親による「石井家の子育て家訓」も紹介している。関係者によれば、225万部を売り上げたお笑い芸人・麒麟田村裕の「ホームレス中学生」がライバルという。11日には東京・ブックファースト新宿店で発売記念の握手会を行う予定だ。